昭和の平成の狭間 ~祭囃子編~ 仮

昭和の平成の狭間 ~祭囃子編~ 仮

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作者情報

初代さん

説明

不良が作った、忘れられない夏 パブリックで入ってもらえるとガヤガヤしてらしくなるから嬉しいぜ。 屋台の明かり、遠くで鳴る太鼓、煙草の煙にまぎれる線香花火。 ここは、昭和と平成のちょうど真ん中。 俺たちが通ってきた夏の匂いを、もう一度ちゃんと、形にしてみた。 花火は、願いごとじゃなくて「過去」への弔い。 屋台は、ガキの頃に戻るためのタイムマシン。 麻雀卓は、語らずに済む本音の置き場。 本当はずっと、誰かとこんな夜を過ごしたかった。 バカみたいに笑いながら、少しだけ泣けるような、夏の夜を。 ヤンキーアバターを作ってきた俺が、 いま喧嘩じゃなくて感情をぶち上げた場所。 それがこのワールドだ。 一人で来てもいい。 誰かと来てもいい。 ただ、本音でいられる夜になってくれたら、それでいい。